花の都

東方スコアアタック

世にも珍しきアニメ感想記事

最近思うことは我々の1秒と10代の少年少女達の1秒では価値が全然違う

1秒/25年と1秒/17年では密度が全く違う、世界を変えられるくらいには後者の1秒の重みが違う

その希少な一瞬を全力で走るからこそ美しいのではないか。彼ら彼女らが思い悩み苦しみながら笑い泣き生きる姿、好きすぎる

 

 

 

 

 

 

 

 

最近はもう青春大好きおじさんと化してる

今日はあるアニメを一気見して情緒が破壊された大晦日の早朝に謎テンションに苛まれたままに感想記事を書こうと思う

 

「色づく世界の明日から」を見ました

www.iroduku.jp

YouTubeをボーっと眺めてたら突如オススメに流れて来たこちらの作品、最近の俺の嗜好を完全に理解してしまったのか知らんがもうサムネイル見た瞬間ビビーッと来てしまいました。俺はアルゴリズムに勝てない

お話の大体の流れは、昔なにかがあって心が欠けてしまった主人公の女の子が2078年の未来から2018年の現代にタイムスリップしてそこで出会った人達と仲良くなって恋して心を取り戻していく、そこから一歩成長していく…といった感じ

こういうの大好きじじいと化してる

小さい頃のトラウマから色が見えなくなってしまい塞ぎ込んでいる主人公の表情が、声色が、明るくなっていく。世界に色が戻っていく感覚を繊細に描いている

平然と魔法とか存在してるし時間逆行による卵鶏問題とかも発生しているけれど、それらは舞台装置でしかなくとにかく少年少女らの生き様をや心の機敏を描いてる点が良かった。この物語で重要なのは主人公が見て感じた物事だというのがわかりやすい

タイムリープモノの定番として最後には確実な別れが待っていること、中盤から気づいてしまって辛かった…別れがあるからこそ一瞬が一層輝く。大切な人に向けて今何ができる?未来に何を残せる?

その他、「色」と「写真」がメインテーマだったのでとにかく背景美術が良かった。舞台は長崎?らしい。OPEDも綺麗だった

序盤に花火が打ち上げられてまあ前述の通り色がない世界を生きる主人公の瞳にはモノクロにしか映らない、他にも合間合間に白黒の世界が描写されるが、終盤殻を破って色を取り戻し、再び映る色鮮やかな花火の美しさ。重みが違いました

「勝手な思い込みで自分自身を縛るのはやめよう」

…色づく世界を取り戻すキーワードであり、恐らくこの作品で一番伝えたかったであろうフレーズ。自分も思い込みで追い詰めがちなんだけど当然とても刺さった、それでも受け入れてくれる人がいる、感じ方次第で世界は変えられるということを忘れずにいたい

 

まあ何が言いたいかというとボーイミーツガール最高!青春最高!ということです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜見返したんだけど書きたいことだけ書き殴って話の概要とかなんも書いてないすっげえぐちゃぐちゃな文章だった…

でもめっちゃいい作品だったのでなるべく忘れないでこれからを生きたいです